なんでってもう、卒乳がこんなに淋しいとは思わなかった!

半年以上続いていた夜泣きが一段落したと思ったらまた復活の兆し。
今回は0時→3時→4時→5時→6時と1時間おきになり、勘弁してくれよ。。という状態に陥る。
私も結構くたくたになり、毎日眠たくてどうしたらよいもんか、と思っていっそのこと夜中断乳したらいいんじゃないかという考えになった。


なので、おさつが泣いていても絶対にあげない!ということを決意し実行にいたる。1日目の夜は結構泣いて、グズグズしてたけれど抱っこで乗り切る。よく『3時間泣きました』とか言われるけれど、娘は多分40分くらい泣いたと思う。お茶をシブシブ飲み、そのうちにスンスンと泣きべそをかきながら寝入る。ずっと手をつないで寝てた。



次の日、おさつすげー無口。。。明らかにしょんぼりしている。。。
そうか、じゃぁお昼寝の時間になったら授乳しようかな。。とかぼんやり考えていたらお昼寝もちょっと泣いただけであっさり寝た。そしてその夜も授乳なしであっさり寝て、その日、一回も起きず。それから本日まで夜中は全く起きない。日中もぐずらない。いたって絶好調な娘。


反面、おさつの自立のスピードに着いていけず、私が戸惑う。
あれ?授乳しなくていいの?と思うが、隣でグーガー寝ている娘を起こす必要もないし、離乳食はバクバク食べるし、心配していた乳製品アレルギーもいつのまにやら消えていて牛乳も飲めるようになり、授乳しなくても全くいけるのであった。


だけれども、もう、びんびん泣いて、その後おっぱいを飲んだ時の「むふー」というため息や、授乳しているときに目が合ってニコっとする顔や、胸に顔を突進してきて満面の笑みで口をあーんと開けるしぐさを見られないことを思うと、本当に淋しくて淋しくて涙がボロボロ出てきた。卒乳したらコーヒーも飲めるし、焼肉も食べられるし、夫に預けてどこにでもいけるし、いいことずくめだぜフハハ!!と考えていた私だけれど、今となっては別にコーヒーなんてどうでだっていいし、焼肉なんて一生食べられなくていいですよほんと。という思いっきり後ろ向きな考えに支配されている。


パンパンに張った胸をケアするため、母乳外来に行ったのだけれどそこに生後三週間の赤ちゃんがいて、本当に可愛かった。口をぴちょんと鳴らしていて、お母さんが愛おしそうに母乳をあげていて心底うらやましく思う(病みすぎてすいません)そういうことをぐちぐちと母に言ったら「もうあんたうるさいよ、1歳ごろに卒乳なんて普通だから!そんなにぐちぐち言うんだったら5歳まであげとけ!」と言われるし、夫には「もう、俺まで悲しくなるから元気出してくれ」とか言われる始末。搾乳するたびにおさつが飲んでくれたらなぁと涙ぐむし、だったら何で断乳なんかしたんだ。といわれればそれまでですが。でも、夜中しょっちゅう起きるおさつが熟睡してるのをみるとやっぱり良かったなと思うし。私の準備ができずに実行してしまったというのが悔やまれるところ。



病んだまま病院で見た育児雑誌に『卒乳が淋しくてたまりません』という読者からの投稿があり、「ほうほう!」と読んでみたら先生の回答に『子離れは卒乳だけではありません。今後何度でもあるものです』と書いてあり、そこで妄想がおさつの結婚式まで膨れ上がり、バージンロードを歩いて「お母さん今までありがとう」と言われている自分が淋しくなり病院の待合室でリアルに泣く。という客観的に見たらほんとどうしようもねぇな。子離れしろよと言われること必至のていたらくです。



まだまだ、ちょっと淋しいですが、おさつは本当に元気だし、パイなんて忘れているかんじです。
私は今まで着ることができなかったストンとしたワンピースを夫ががんばったご褒美として買ってくれると言っているので(ありがとう!)それを着て、おさつとお散歩するのが今のところ楽しみですよ。もう、散歩の秋ですねぇ。